こんにちはbzyです。
今回はhistoryコマンドの設定についてみていきます。
現在の設定確認
historyとコンソールで打ってみましょう。
[linuxuser@centos ~]$ history
1 ls -la
2 ls -la
3 cp -pi m.txt m.csc
4 cp -pi m.csc m.csv
5 vi test.py
6 ls -la
7 cd downloads/
8 ls -la
~
今まで実行したコマンドの履歴が出てきます。
上記のように実行した順番にコマンドが表示されますが
デフォルトで1000行までしか保存されません。
そこで今回は保存できる行数を増やしましょう。
.bashrcファイル編集
やり方は簡単です。
各ユーザのホームディレクトリにある.bashrcというファイルを編集します。
[linuxuser@centos ~]$ vi ~/.bashrc
ファイルの一番最後に以下を追記します。
~
HISTSIZE=10000 #ファイルの行数を指定
HISTTIMEFORMAT='%Y/%m/%d %H:%M:%S ' #タイムスタンプ
HISTSIZE で何行保存するかを決めます。
今回は10000行まで保存できるように設定しました。
HISTTIMEFORMAT で実行した日時も表示されます。
すぐに反映させるには以下のコマンドを実行します。
[linuxuser@centos ~]$ source ~/.bashrc
反映しているか確認してみましょう
[linuxuser@centos ~]$ history
1 2019/01/10 20:27:15 ls -la
2 2019/01/10 20:27:15 ls -la
3 2019/01/10 20:27:15 cp -pi m.txt m.csc
4 2019/01/10 20:27:15 cp -pi m.csc m.csv
5 2019/01/10 20:27:15 vi test.py
6 2019/01/10 20:27:15 ls -la
7 2019/01/10 20:27:15 cd downloads/
8 2019/01/10 20:27:15 ls -la
~
これでタイムスタンプも表示できたのでいつコマンドを実行したのかがわかるようになり便利ですね。
こちらはユーザごとの設定となるので複数ユーザがいる場合はユーザごと設定してください。
まとめ
今回はhistory コマンドを設定しました。
履歴の数を増やす、タイムスタンプを表示するようにしたらいつ何をしたかわかるので覚えておきましょう。