こんにちはbzyです。
今回はcentosの初期設定と題しましてuserの追加設定について記載していきます。
というのも色々訳あって3年程使用しているvpsを乗り捨てないといけなくなったので久々にcentosの初期設定をしました。
dockerしか使用していない昨今ではcentosの初期設定をする機会も減ってしまったので色々手間取ってしまいました。
それでは早速いきましょう。
useraddコマンドでユーザ追加
まずはlinuxに初期ユーザのrootでログインしている状態です。
伝え忘れていましたが、centosのバージョンは7.6です。
# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
useraddコマンドでユーザ追加します。
使い方は以下です。
useradd <username>
今回はlinuxuserというユーザを追加してみましょう。
# useradd linuxuser
linuxuserというユーザが作成されたかは以下のコマンドで確認できます。
# cat /etc/passwd
~
~
linuxuser:x:1002:1002::/home/linuxuser:/bin/bash
一番下にlinuxuserという名前が表示されていればユーザ追加ができました。
passwdコマンドでユーザのパスワードを設定する
ユーザを作成したら一緒にパスワードの設定もしましょう。
linuxuserでログインする時に使用するパスワードを設定します。
使い方は以下です。
passwd <username>
先ほど作成したlinuxuserというユーザのパスワードを設定しましょう。
# passwd linuxuser
Changing password for user linuxuser.
New password:
passwd linuxuserとしてenterキーを押すとパスワードを入力するように求められるのでパスワードを入力しましょう。
入力するパスワードは画面に表示されないので間違えないように注意してください。
一番良い方法はどこかにパスワードを記載してコピペするのが無難でしょう。
パスワードを入力したらenterキーを押すと再度パスワードを入力するように求められるので再度入力しenterでパスワードが設定できます。
Retype new password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.
ログインできるか確認する
パスワードが設定できたら一度ログアウトして設定したユーザでログインできるか確認してみましょう。
パスワードを聞かれるので先ほど指定したパスワードでログインしてみましょう。
ssh linuxuser@<server_ip>
linuxuser@<server_ip>'s password:
無事ログインできれば成功です。
userdelでユーザ削除する
番外編として不要となったユーザがいたら削除します。
使い方はuserdel <username> とします。
試しに先ほど作成したlinuxuserを削除しましょう。
# userdel -r linuxuser
-rオプションをつけるとlinuxuserのホームディレクトリも削除されてしまうので必要があればバックアップを取っておくと良いでしょう。
まとめ
あまり使用頻度が多くないので忘れがちですがいざという時にパッと思い出せるとかっこいいですね。
以上、CentOSの初期設定 ユーザ追加設定でした。
次回もCentOSの初期設定について記載していく予定です。
それではまた。